アートと食い物とMINI(SOLD OUT)とスノーボードとスケートボードとサーフィンとピストとMTBの札幌ライフ
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カテゴリ:某氏の語り( 7 )
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)
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【某氏の語り一覧】
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)

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8月になった。平々凡々なバンクーバー生活が過ぎて行く。英語学校行ってアパート帰ってジャパニーズで固まって遊んでピザ食って飲み会してタコハチやらイカロクやらカラオケの毎日。語学留学してるやつってやっぱそこそこ裕福なやつが多かったりしてな、そういうやつらと遊んでると金もかかる、なんか感覚おかしなってそいつらとおんなじように使ってたらみるみるロイヤルバンクの口座から金が無くなってった。ようやく金ヤバイって気が付いてタコハチの機会も減らしたわ。学校からアパート帰ってメシ作ってブラブラして寝て起きて学校、学校からアパート帰ってメシ作ってブラブラして寝て起きて学校、学校からアパート帰ってメシ作ってブラブラして寝て起きて学校、っていうリピート生活が続いた。あのすさんだ生活が懐かしい。

Please come back to me


そんな中新たな風が吹き込んで来た。他の英語学校行ってたジャパニーズのツレのムネってやつから「学校にスケーターみたいなやつ入って来よったで」って。オレとコウジで「お、マジで!」とか言うて。「より詳細求む」みたいな事でその日は終わってそれからも何の変化も無く日々が過ぎて行った、その事また話す訳でも無く。

2週間ぐらい過ぎた日かな。オレがアパート帰って来たらムネが遊びに来とった。リビングでコウジと話ししとった。そうそう、オレらアパート借りる時、ベッドやらマットレスやら椅子やらをバリュービレッジってリサイクルショップで買って来てたんやけどその時クローゼットも買ったんやわ、クローゼットっちゅうか背丈よりちょっと高いハンガーラックにビニールのシートでカバーしたようなやつ。そのシートもピンクのチェックかなんかでごっついダッサいやつ。安くてハンガーかけれたらそれでええわっちゅうレベルなんやけどそれが部屋に置いてあってそれのせいで部屋全体のセンスが問われる感じのやつ。ジッパーで「ジー」とかいうて開け閉めすんねん。そんなクローゼットのすぐ横で話ししてる二人、ごっつい絵になるわ。

まあそんなこと思いながらもその話しにオレも加わったんや。どうでもええ話しから徐々に例の「より詳細」のことになって来た。スケーターみたいなやつの件。みたいなやつっちゅうかそいつやっぱりスケーターやった。オーリーもちゃんと出来るらしいし実際スケートも持って来とるらしい。今はノースバンクーバーにホームステイしとってワーホリのビザで1年間カナダにおるらしい。そしてオレとコウジとおんなじやった。最大の目的は、スノーボードしに来たらしい。長野から来とって、ショップはEAGLEってとこらしい。「ほほ~EAGLEかぁ~」って思ったな、今はもう無いんやけどその当時のEAGLEっちゅうたら全国的にも有名なショップやったんやわ。北志賀とか行ったらステッカー貼っとる人いっぱいおったしな。そういやライオもEAGLEやったな。

その時。

ピンクのダッサいクローゼットのジッパーが「ジー」って勝手に開いた。「こんにちは~」金髪ロンゲでだぶだぶのデニムはいた野郎が出て来たんやわ。それはそれはビビッたでな、ほんま何事か!バリュービレッジで買った時はなんも入ってへんかったぞ!どういうことやねん!おい!ムネとコウジ!ここにおりながらなんでちゃんと見とらんかったんやねん!とか思ったら。「マサですぅ~、初めまして~」って言いよった。「は!?マサ??…」そしたらムネが「こちらが長野からお越しのマサくんです。」って。ごっつい仕込みやった。オレ、学校からアパート帰って来て結構時間たっとるで、帰って来てから茶飲んだりしてオレがコウジとムネの話しに加わるまでも結構時間たっとるで。話し加わってからもマサの話しになるまでもまた結構時間たっとるで。その間ずっとこのピンクのダッサいビニール臭いクローゼットに入っとったわけや。話しのタイミング掴みながらいつ出るかってずっと考えとったわけや。やるなマサ。いきなり完全にツレになったわ。マサ、完璧溶け込みよった。このマサ、今やGreen ClothingNovemberとかのデザインしたり自分でもTHE OTHER ONEってブランド立ち上げてる田畑マサですわ。

素敵なお部屋に調和するハンガーラック


それからは、マサよう遊びに来よったな。ホームステイしてるノースバンクーバーってオレらのアパートがあるダウンタウンからは湾を挟んでて船で渡るか車でごっつい回って行かなあかんのやけどほぼ毎日遊んでたな、オレとコウジは二人で5万円ぐらいのファミリア買って乗っててムネもトランザム乗っとったし送りむかいしてよう遊んでた。今更ながらマサ学校行っとったんかな…ようわからん。まあでもお陰でオレとコウジはスケートヘボヘボやったけどマサと遊ぶようになってちょっとずつ乗れるようになってきた。なんもでけへんのやけどコリンマッケイとかリックハワードがよく来るポイント行ったりノースバンクーバーにあるコンクリートのスケートパークとかも行ってみたりしてな。なんもでけへんのやけど外人のスケーターとマクド行ってたむろしたりな。車に4人乗ってた時、警察に止められた。なんかしたかな、とか思ったんやけど4人ともニット帽かぶってたから止めたんやて「お前ら4人ともニット帽かぶってギャングか」とか言われてな。どんな話しやねん。まぁでもさすが北米大陸、違う概念あるんやわ。

ある日またマサ誘ってノースバンクーバーにあるスケートパークに行ったんやわ。でも結構人いっぱいいて元々なんもでけへんのに尚更なんもでけへんくてしゃあないし近くのショッピングセンターみたいなとこ行ってそこの駐車場でスケートしてた。そしたら駐車場の違うとこでカナディアンのガキンチョ2人もスケートしとった。2人とも結構うまいんやけどちっこいのとでっかいののデコボココンビな感じででっかい方がよりヤンチャみたい。せっかくやから近付いて話してみたら結構愛想良くてな。ジャパンから来てるって言うても理解しとんのかしとらんのかようわからんけどオレらのとこに遊びに行くとか言うて、ノリええわ。その日にアパートまで遊びに来よった。トレバーとライアンっていうやつらでな、その時15歳ぐらいやったと思うわ。

ライアンとトレバーに会ってからは2人も加わってよう遊んでた。一緒に遊ぶようになってスケートも一緒にするようになってお陰でセキュリティにもよう追いかけられるようになったわ。「RUN!!RUN!!RUN!!」とか言うて逃げて物陰に隠れたり。あとバンクーバーで女の人らが客待ちしてる有名な通りがあるんやけどな、オレらの車にライアン乗せて走った時にライアン窓開けて女の人らに「Hey!Hxxker!」とか言いよんねん。ガチーン!!って思いっきり石投げられたりしてな。そら投げられるわ。ほんまやんちゃ坊主やわ。アパートに遊びに来た時もな、やんちゃしよった。バンクーバーってゴミ出しはアパートの脇にあるでっかい鉄の箱に入れるんやわ、高さ1.5mの大きさが3m×2mって感じのやつ。オレらのアパートの部屋は8階やったんやけどライアン窓からその箱めがけてゴミ袋投げよったねん。案の定箱のふちに当たったりして「ドカーン!」ってゴミ袋破裂や。「Almost!」とか言うて、almostちゃうっちゅうねん。

Throw the stones 2011


このライアン、家ではええ子にしてるらしいんやけどな、ほんま素晴らしいやんちゃっぷりやったわ。そしてなんと5、6年前やったかな、いきなり電話掛かってきて札幌におるっちゅうて再会したんやわ。日本人の奥さん貰って千葉でしばらく英語の講師してたんやけど仕事嫌になって札幌引っ越してそっからまた最近まではニセコに住んどった。ideaparkっていう名義でデザインとかしとる。Niseko ATLASっていう冊子を出版したりゴローのreplantのサイトとか作ったりしとる。何やら不思議なもんやわ。でも残念ながら去年バンクーバーに帰ってしもたみたいどす。

vol.7(マサ登場そしてやんちゃライアン)END
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by hilariblog | 2011-01-18 09:47 | 某氏の語り
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
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【某氏の語り一覧】
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)

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7月のサマーキャンプ終わった後はもうしばらくスノーボードでけへん、さすがのウィスラー&ブラッコムもここから冬まではクローズやねん。そやさけまたバンクーバーに戻ったわ、サマーキャンプの時は英語学校もちょうど夏休みやったんやけどウィスラーからバンクーバーに戻ったらまた日々学校や。まぁちゅうても朝9時に行って夕方4時ぐらいには帰ってくるから楽なもんやわな、学生っちゅうのは楽なもんや。

でもなぁ、この時期からなんやらほんますさんだ生活やったなー、すさんだっちゅうか毎日人生楽しんどるんやけどな、来たばっかりの5月に比べたら英語もなんとなし慣れて来たわな、質問も説明も調べる辞書も何もかも英語なんやけどそんなもんも慣れてきた。

ほんま最初の頃はあの英英辞書ちゅうのが腹立つもんでなあ、なんか単語調べるんやけどその単語の説明も英語なわけやさけえその説明の中の単語をまた調べるわけや、ほんならまたまたその説明の中の単語もわからんからまーたそれ調べるわけや、ごっつい時間かかるわけや。先生に口頭で質問してもおんなじこと。説明が英語でその中の言葉の意味分からんしその言葉の説明をしてもろてその中の言葉の説明もまたしてもろてその説明の中の言葉の説明はなんとかジェスチャーでしてもろてっちゅうこと。それを一個一個積み重ねていくとだんだんわかるようになってくんねん、不思議なもんやな。ローマは一日にして成らず。深いな、なかなかええこと言うた。

ローマは一日にして成らず


まぁそんな感じで英語はちょいちょい分かってくるようになったんやけどな。なんか毎日何しとるん?何のためにカナダまで来たん?っちゅうことやってたんやわ。何やと思う?ドボンやで。え?ドボン知らん?トランプやがな。トランプのドボン。毎日ドボンや。ドッボーン!!って毎日やっとんねん。誰とってか?みんなジャパニーズやわ。4、5人かな?日によっては20人ぐらいでやってた。まぁ英語学校ってやっぱりジャパニーズはジャパニーズで固まってまうんやな、たいがいどこの英語学校でもジャパニーズ、メキシカン、スパニッシュ、コリアン、タイワニーズが多かった、そん中でもジャパニーズはやっぱ多いわな。ほんまよっぽどやる気無いと英語に集中するっちゅうのは大変なことやわ。ジャパニーズの輪から外れなあかんもん。まぁ今になったら勿体無いと思うけどあん時繋がったツレは英語より何よりも最大の財産やしな、ええとするわ。

ドボンとあとは毎日飲み会や、オレとコウジのアパートにようみんな来てな、毎日飲み会や。こうじまんのちょっといいとこ見てみたい、なんて言いながらタコハチで負けた奴は一気するっちゅう毎日。あれ?タコハチ知らん?タコハチってな、みんなで円になって座ってな、イチ、ニィ、サンって指差した奴が次の番号言うねん、ほんでハチの奴はタコハチ!!って言いながら決まったポーズすんねん。くだらんやろ~。でもこれがな、スピード上がってくると燃えるねん、はまるねん。そのうちロクはイカロクにしよ、とか言うて訳わからんアレンジしてやるねん。あとはバンクーバーのスナック行ったりな、スナックでカラオケや。原宿とかいうべったべたの名前のスナックでな、そこのスナック、ステージあってなそこで歌うねん。みんないっつもおんなじ持ち歌や、ビリージョエルのオネスティいっつも歌う奴とか二人でチャゲアスハモル奴とか、コウジはTボランよう歌っとった、オレか?オレはな、いっつも大阪で生まれた女やわ、しっぶー!

あなたが、カナダに来た目的は、何?


そうそうほんでな、学校で夏休み終わった後にクラス替えがあったんやわ。前のクラスではオレも途中から入ったっちゅうのもあってな、もうそれぞれの役割分担がきまっとったんやわ、なんかリーダー的なやつとかボケるやつとか盛り上げるやつとか。まぁ結構賑やかでおもろいクラスやったわ。でもな、クラス替えした新しいクラスがなんかなぁ、静かな感じやったんやわ、まぁいわゆるマジメな人多かったんやな、ジャパニーズとメキシカンが半々ぐらいで他にタイワニーズの人とかいたんやけどちょっと静かなクラスやった。その中でな、なんか流れでオレが下ネタでボケたんやわ、詳しくは忘れたけどI wanna make love的な感じで。ほんならなんか今までに無いぐらいみんなのテンションが上がってな、先生もニコニコしながらOh! What you say!みたいな。それから合間合間でオレがボケるようになってみんなも賑やかになったんやわ。

その辺からやな、メキシカンで黒人のウェンディっちゅう女の子がな、めっちゃフレンドリーになって来たんやわ。この人おもしろいかも~みたいな感じなったんかな。なんかボディタッチも増えて来た。Your eyes, so beautifulとか言うて来たり。ほんで休みの日にな、先生の家でホームパーティーしようっちゅう話しになってな、同じクラスのみんなと他のクラスの人らも誘ったりして行ったんやわ。みんなで飯食うてな、それぞれの国の人らが作るさけえいろんなもんが食えたわ、しっかしメキシカンはほんま辛さに強いわ、オレら舌痛くて死にそうになってたのにハラペーニョとか普通にボリボリ食うとったもんな。

ほんで飯食い終わってな、団欒の時間やわ、いくつかのグループに分かれてそれぞれで話ししてた。そしたらオレがいる部屋からポツポツ人がいなくなっていくねん、なんか怪しいなぁって思ってたんやけどそのうちウェンディが部屋に入って来よってな、その瞬間にまだ何人かいた奴らもいなくなってなんやら知らんけどオレとウェンディ二人っきりになったんやわ。完全にはめられたわな。オレが座ってるソファの隣にドサッと来てな、完全に密着や。ほんでキスしてくれって、ディープなやつしてくれって。オレ、何かに恐れててな、なんか男ってここまで迫られるとなんか引いてしまうっちゅうか。でけへんでけへんっちゅうて、Anywayしてくれって言われるんやけどAnywayとか言われると余計かたくなにでけへんっちゅうて、そういうやり取りをずっとしてた。なんとかその日はそれで逃げた、逃げたんやけどなあ、結構そのあとおおごとになってしもうた。

次の日学校行ったらなぁ、スパニッシュのやつらにHey!とか呼び止められて、You are so bad!とか言われる始末やわ。ジャパニーズは結構オレに同情してくれてHe is not Bad!って言うてくれるんやけど。なんか学校の雰囲気がしばらくジャパニーズ vs メキシカンスパニッシュみたいになってもうてみんなに悪かったなあ。それからもウェンディの攻勢は続いててなぁ、映画に行こうとか言われてついに仕方なし行ったわ、でも二人はちょっと恐怖やさかい学校のツレでスパニッシュともう付き合っとる奴おったからそいつらにお願いして4人で行ったんやわ。映画での密着度はやっぱ凄かったけどKiss me!言われるんはだんだん無くなってきた、言われんようになるとなんかちょっと残念な気もしたんやけどちょうどこのころからあんまオレ学校サボって行かんようになってもうてな、行かんようになった理由はまた後で話すわ。まぁそやさけウェンディとも会わんようになった。

でも3週間ぐらいして久々に学校行ったんやわ、アレやで久々ちゅうても3週間やで3週間。オレおらんうちにまたクラス替えになっててな、新しい奴が入って来とった。ジャパニーズも結構入って来とった。ウェンディどこにおるかな、とかちょっと探してみたりした。ほんならウェンディおった、おったんやけどな、ウェンディもうその新しい日本人の男と出来とった。どないやねん。

あれは確か3週間前・・・

vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)END
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by hilariblog | 2010-09-07 11:20 | 某氏の語り
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
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【某氏の語り一覧】
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)

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シンゴの他にも3人日本人いたわ、そいつら見るからにローカルな雰囲気出しとるんやわ。

そんなかに無愛想な奴おった、シンゴは愛想良かったけど他のやつらはオレとシンゴが話しててもそこに入って来たりすることはまず無かったな。一人は若い奴でなぁ、若いっちゅうかガキんちょやった、もう二人は何歳ぐらいかようわからんかった。そのガキんちょごっついぶっ飛んでたなー、そんなぶっ飛んでる日本人はそれまで見たこと無かったわ。

「そら誰や」ってか?今や日本が誇るスノーボーダーの一人やんな。ウィスラーっちゅうたらもう決まっておりますわ、ゴローですわ、コマツゴロー。いやぁでもほんま生意気やったなぁゴロー。まぁそん時15歳ぐらいやったからなぁ、まぁしゃあないわ。あとの二人はナガサカミツヒロ(番長)とオオガネナオトですわ。二人とも話してみるとめっちゃ感じ良かったな。ナオトは「見てくれ」が恐いから話し掛けずらかったけど(笑)。でもナオトの滑りはほんまにかっこええ、なんなんやろなアレは。普通に滑ってるスタイルがかっこええ、あいつのスケートスタイルを密かに真似ようとしてた人、結構いるんちゃうかな。ちなみにデカ長と番長の名付け親や。
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キャンプ始まるまでの期間はパブリックパイプ入ったりフリーランしたり適当に楽しんでた。そのブラッコムで夏期間滑れる場所ってグレーシャー(氷河)やからリフトじゃなくてTバーなんよ、たぶん地面の氷がずれても対応し易いんちゃうかな。このTバーがおもろうてなぁ。ごっついうまい有名なライダーもいきなりボッテーン!って転ける事あってなぁ。オレも何回か転けたわ。転けても人によってはごっつい腕の力でTバー掴んだままそのまま引きずられるんやけど、そっから腕力で立ち上がって復活したりな、そういう奴の後ろのTバーに乗ってたりしたらその様子がずっと見られて金払ってもええっちゅうぐらいのなかなかのエンターテイメントですわ。最高のエンターテイメントを最前列で見られる。あとは途中でしくじって落ちた奴をその後ろの奴が拾って助けてやったりしてな。基本的には二人乗れる仕様になっとるから。でもそいつ拾おうとしたが為に道連れで落とされたりな(笑)結構オレそのパターンあったな、イキって助けるけど道連れでコケル、なんやったら助けたのにオレだけコケル、みたいな。こういうのってなかなか日本のスキー場じゃ無いよなぁ。Tバー自体なかなか無いし、仮にあってもそんな道連れなんかしたら怒られそうやわ。

泊まってたBOOTS PUBでな、仲良くなったおっちゃんがいたんやわ。結構年いったカナディアンのおっちゃんで一人で旅行しとったみたい、バースみたいなおっちゃん。相部屋でその人とおんなじ部屋やったんや。そのBOOTS PUBの中にサウナルームがあってな、ようそこに一緒にいったわ。まあ特別会話がある訳でも無いんやけどなんか仲良かったな。そのおっちゃんサウナでやたらブッシューやりおんねん、ブッシューってやぁ。そのサウナ、石を焼いて室内の温度上げる原始的なタイプやってな。おっちゃん石にやたら水掛けよるねん、ブッシューって。そんでイェースってにっこりして言いよるねん。ああいう他人のこと考えんと勝手にやる感じ、さすがカナディアンやな、あのおっちゃん元気かなー。

キャンプ始まる前日にな、いっぱい来ましたわキャンプ参加の人達が。日本人も結構いたわ。日本からのツアーも組んであったしな。その日本人の中に見た事ある人がいたんや。オレ、日本にいる時、原宿にあるショップにたまに顔出してたんや。ごっついちっちゃいショップでな、表参道のキディランドの上の五階かなんかにあった。今や有名なショップやでな。

そのショップはストーミーやわ。

そのショップで見た事あるっちゅうかたまに話しもしてたスタッフの人がいたんや、その人もワシの事分かってくれてな「あー来てるんだー」(平坦なイントネーション)って言うてくれて。「ちょっと離れたとこにステイしてるんです。」って話したんやけどほんならいきなりなー「ウチのコンドミニアムにくればいいじゃん」って。「あ、遊びに行きますわ」って言うたら。「荷物持って来い」って。何とありがたきお言葉、素晴らしきことにいきなりの引っ越しです。しかもワーゲンバスで迎えに来て荷物も運んでくれた、ちなみにその車の運転手はSANTA CRUZのショーン・カーンズやった、今やビッグなビデオディレクターやな。その車な、フロントガラス無かった。ショーン・ジョンソン(LAMAR)の頭突きで割れたんやて(笑)。
カーンズに「ガラス割ったショーン・ジョンソンは?」って何気なく聞いたんやわ。ほんならビックリしたなー「ジェイル!」やて言いおんねん。ジェイルやでジェイル。牢屋ですわ。何や知らんけどぶち込まれとる訳ですわ。そう言うてるカーンズは笑っとったけどな。


辿りついたコンドミニアム、めちゃめちゃきれいやったわ、BOOTS PUBからいきなりコンドミニアムやでなぁ。しっかもゴンドラ乗り場からすぐやし、これはほんま最高やったわ。ほんま感謝ですわ、誘ってくれた人な、タグチカツロウ君(八百由)ですわ

そのコンドミニアムな、ストーミーチームも泊まるんですわ。ストーミーチームっちゅうたら誰が思い当たる?誰ってあんた決まっとろうがな、わからん事無いやろぅ。ワシがカナダに来たキッカケでもある人やん、そうそう小川君や、小川マサト君やがな。でもそん時は小川君忙しくてあんまり話し出来へんかったんやわ、やっぱキャンプのスタッフやから毎日働きまくってはるし。しかもそんなサマーキャンプで日本人のライダーが働くっていう事はその当時は考えられん事やったし、今考えたら前例が無いからほんまに大変やったやろな。オレらが山上がる前に先に上がって整備して、降りてくるのも最後に整備して降りて来るからワシらよりずっと遅い時間に降りて来やはる。降りて来てコンドミニアムに帰って来たら小川君ようバナナチンして食べてはった。電子レンジでチンして。これ見てワシも真似して食べてたな、あの世界に誇る滑りはコレやって思った、USトランスに載るにはコレやって。
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あぁーキャンプの話しな。キャンプはほんま参加して良かったわぁ。何よりエアターン出来るようになったもんなぁ(笑)、オレ最初そのキャンプでもイキって学生大会の時のルーティーンとかやってたけど小川君から見たらやっぱりわかるよなぁ、「もっと丁寧にやらないと駄目だ」って結構きっつい感じで言われてなー。セッションの最後の二日ぐらいでついについにエアターン出来るようになったんや、何かわからんけどある瞬間に「光を見た」っちゅう感じでな、板をフラットにする感覚がわかったんやな、パイプのRで板をフラットにするっていうの、これはほんまキーポイントやった。「板をフラット」これスーパーキーポイント。

エアターン出来る様になったらほんまパイプっておもろいわ。グラブとかトリックとかややこしいことせんでもフワッっていう浮遊感が味わえるからな。それまでは無理矢理飛んでたからフワッとっちゅうよりかウガッて感じやな。でもエアターン出来たらもうひたすらエアターンの練習やわ、いや、練習っちゅうよりほんま好きで楽しくてエアターンしてるっちゅう感じ。ほんでもなんか人間欲が出てくるんやわ。グラブし出してなぁ。メランコリー決め出したわ。メランコリーが一番自然でな、後ろに手添えるだけやしインディより自然に出来る。ほんまこのたったのワンセッションやったけど価値あったわ、ここでまた出会いもあったしな。のちにDOLL OUTERWEAR始めたヨシコさんはココで会ったし、P-storeの関口さんもココで知り合ったもんなー。

vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加) END
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by hilariblog | 2009-07-02 12:33 | 某氏の語り
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
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【某氏の語り一覧】
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)

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ほんでなコウジと一緒に山上がったんや、5月はウィスラーのほうはクローズしててブラッコムしか上がれへんにゃけどな。ブラッコム、でかかったなぁ、めちゃめちゃでかかった。コウジはやっぱりヘタクソやったわぁ、強烈にへたくそやった、そりゃ当たり前や、まだスノーボード三日目やもん、三日目でブラッコムデビューや。でもごっついがんばっとった、待っててもなかなか降りて来んくて一時間ぐらい待たされたりもしたけどほんまに一生懸命がんばとった。

そうそうその日なぁ、めっちゃめちゃ晴れてたんや。これは日焼けしてちょっと男らしくなりやなあかんなぁとか言うて。そんで何塗ったと思う?どっから聞いたかわからんけどきれいに焼けるらしいでぇとか言うてな。ニベヤやでニベヤ。ニベヤ塗ったんやわ。あかんでぇこれ、あかんわ、ほんっまに最悪やで。そらそうや、北米っちゅうたらめっちゃ紫外線強いし、しかもめっちゃめちゃ晴れとって雪の上で標高は二千メートル越えとるんやから。それに輪を掛けてニベヤは油、そらぁ~焼けまくるわ。これでなワシらもう顔ケロイド状態になったんや。ベロンベロンに皮むけてな、下の赤い皮膚がベロ~ン出とんねん。しかもなコウジはサングラス忘れてしとらんかったから目玉も焼けてな。

どうなったと思う?雪目とかそんな程度やないで。白目の皮がむけてきたんやで。アイツそのごっついひどい間は学校も休んでた。ワシはとりあえずベロベロやったけど学校行ってた、「ウワァ~」言われたりスペイン人とかメキシコ人の友達には「オーマイゴッド」とか言われとったけどな。
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でもなんとか二人とも徐々に直ってった。
そんでな、その頃のブラッコムってな、6月はクローズすんねん、でもそのクローズの間もウィスラーには観光で何回か遊びに行ったわ。その時にこのカナダプランの重要イベントである「SNOBOARD SHOPのサマーキャンプ」申し込んだんやわ。一人でキャンプ参加やから不安もあったけどこれは楽しみやったねぇ、なんちゅうてもコーチに小川君がいたからな。

節約のためにホテル宿泊無しの参加プランにしたから泊まる所は自分で探さなあかんかった。ちゅうてもホテルなんか泊まる金無いからちょっと離れた所にあるBOOT PUBっていう飲み屋のバックパッカーに泊まる事にしたんやわ、1部屋に2段ベッドが何個かあるお決まりのやっちゃな。ここは普通のパブでありながらたまにバンクーバーのストリッパー呼んでストリップも開催されるステキな場所や。ウィスラーヴィレッジの中の宿泊は高いしここやったら一泊15ドルとかやったしな。キャンプ始まる二日前ぐらいにもうここに入ってた。

でもこのBOOT PUBからブラッコムのふもとまで歩いて行くと結構大変でなぁ、ブーツ履いて板持って歩いて行くわけやからほんま大変やったわ。行きは歩いて行ってたんやけど帰りにな、なんか四、五人道ばたに並んどるん見つけてな。よーく見たら親指出してグーのポーズでヘイヘイって感じでおるねん。「うわっこれヒッチハイクや!」ってすぐわかってな。しばらく見てたらそれなりになんかルールみたいなもんがあるっちゅうのがわかってな。一番前の人から車つかまえて徐々に後ろから前に繰り上がる、みたいな。止まる車の方もちゃんと一番前の人のとこで止まりおる。まあタクシー乗り場に並ぶシステムやわな。でも前もってヒッチハイカー同士で話しておいて同じ行き先やったら一緒に無理矢理乗るみたいな。ほんでワシもやってみたわ、初ヒッチは結構緊張したなぁ。でもすぐに止まってくれて、BOOT PUB!!ってオレが言うたらシュシューって軽快に行ってくれて別に会話はないんやけどサンキュベリマッチと笑顔でなんかやり取りでけた。

あ~そんで山の話な、ブラッコム上がったらキャンプのハーフパイプはるまだ造成中やったから、パイプは入らずフリーランしてた、でもなんか端の方に人がごっつい雰囲気盛り上がってて人もいっぱいおるところがあったんやわ。そこ行ってみたらなんとハーフパイプがあってな、ボロイ感じのパイプなんやけどキャンパーじゃなくても入れるフリーのハーフパイプやったんやわ。でもな、このパイプに入っとる連中がな、めっちゃめちゃレベル高いんや。日本にいる時もプロのパイプの大会とか見に行ってたけど全然そんなレベルちゃうで。めっちゃめちゃ飛んでるしパイプ滑るスピードもめっちゃめちゃ速くてな。「ヤッバぁ~」とか思いながらしばらく見てたらな、なんかどっかで見た人おるなぁって思ってた。ほんだらテリエがおるっちゅうの、テリエ。テリエハーコンセン。スノーボード知らん人も見とるかもしれんからあれやけどまあ言うたらごっつい人や、バスケで言うたらマイケルジョーダン、サッカーで言うたらロナウド、まあそんな感じやわ。(※過去に記載ですー)ごっつい大会でも優勝したりビデオにもいろいろ出てる人やな。「うわぁ~、テリエやぁ」って。他にはショーンパーマーもおる。「うわぁ~、ショーンパーマーやぁ」って。ジェフブラッシーもおる。「うわぁ~、ジェフブラッシーやぁ」って。

いやいや他にもいっぱいおるんですわ。まあみんなキャンプのコーチや。なんかこれ見てほんまジーンて感動してたわ。でもな、その中にごっついヘタクソな奴も滑ってんねんこれが。やっぱこのハーフパイプは誰でも入ってええパイプやからな、外人さんはそういうところ気にせえへん人が多い。日本の人ってこういう時引っ込み思案になってまいがちやけどカナダはその辺違う感じやったな。それ見てな「よっしゃぁワシも入るでぇ」ってな。これが不思議なことにな、一発入ったらあとは盆踊りと一緒や。おもろいのなんのってな、わざとテリエの後ろとか並んだりしてな。まだエアターンでけへんやつがテリエの後ろ並ぶわけや。
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そんで何本か滑ってたらな。外国の人か日本の人かようわからん人がおってな。しばらく見てたんやけど、結構うまいねんその人、BURTONのKELLY AIRの板乗ってな。ドカーン飛ぶ訳じゃないねんけどちゃんとエアターンしててなぁ。丁度オレがその人の後ろに並んだ時にな、その人ワシに話しかけて来たんや。「いやぁ~みんなすごいねぇ」って、しゃべりながらドロップインして行きよった、ヒョウヒョウとしてるっちゅう感じやったなぁ。その人な、タカハシシンゴ(SEXON SUPER PEACE)やわ。

vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ) END
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by hilariblog | 2009-03-18 10:24 | 某氏の語り
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
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【某氏の語り一覧】
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)

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うれしかったねぇ、ほんまやってやろうって思ったねぇ。
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板来るまでの時間長かったわぁ、ちゃんと言うと長く感じたっちゅう方が正しいな。でもな、ついに来たんや、来たわ。何が来たってあんた板やがな、板。何度も言うとるけど板やがな。今となってはもうなんぼほど見たかわからん細長いでっかいダンボールに入った板が来たがな。中開けたらプチプチにくるまれた板がおったっちゅうの、いやいやあかん、板っちゅうたら失礼や、スノーボードやスノーボード。すっばらしいスノーボードや。黄色のやつや、アポカリプスのjimi scottモデル149や。

感動したなぁ、jimi scott言うたら最近の若いもんにはあんまり印象ようないかもしれんけど、その当時のjimi scottっちゅうたらなかなかどうしていけとったんやから。ほいでもう早速その板にビンディング付けてな、ブーツも履いてウェアも着てグローブもしてビーニーかぶってゴーグル付けてや、部屋で板履いて軽くオーリーなんかかましてやぁ。やったやろぅ~、みんなもやったんちゃうん~、そのオレっちゅうたらそらぁもう決まっとったであんた、めちゃめちゃイケとったはずや。強烈に惚れ惚れするで。おかんにはうるさいっちゅうて怒られたけどな。
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さあ板は来た。
ほしたらそのあとせなあかんことはなんや。
まず調査や調査、いろいろ調べなあかんっちゅう事や。まずカナダで行く学校決めなあかんっちゅう事や。ウィスラーブラッコムに近い街はバンクーバーっちゅう街やっちゅうのがわかった。お馴染みの「地○○だまし方」いやいやそんな事言うたらあかん「○球の歩き方」とか他にもいろんな留学の本買って、あとは青山のカナダ大使館に直接行ってな、中野にあるワーキングホリデーセンターやったかな、そんな所にも行ったなぁ。ぜんっぜん英語話せへんのに直接向こうの学校に電話したりなぁ、ほんまようやった。そんで学費も含めていろいろ予算考えて、結局バンクーバーのVAN WESTっていう英語学校に決めたんやわ。そんでそこに合わせてお願いしてホームステイ先も決まった。向こうから入学許可証送って貰ってからこっちで学生ビザ申請して。業者に頼んだらごっつい金取られてまうから全部自分でやったんやけどどれもスムーズには行かんかったなぁ。まあいろいろ時間掛かったけどとにかく何とか行く準備は出来た。
そんで出発は確かゴールデンウィーク明けやったな、その辺から航空券も安くなるから。片道のチケットを格安航空券で買ってな、行ったわ成田空港、まだ第二ターミナルなんてなかったから北ウィング南ウィングとかいう呼び名でな。なんか見送られるん気分的に嫌やったから彼女には来んでええってごっつい勝手な事言うてな、出国したわ。

バンクーバー着いたらいてはった、恒例のオレの名前手書きで書いた紙持って白人のごっついおっちゃんが立ってはったわ。ホームステイ先のおっちゃんや。そっからそのおっちゃんの車に乗ってどっかに連れて行かれる感じでブ~~ンておっちゃんの家行った。まあ素朴なカナディアン家族って感じで良かったしおばちゃん、おっちゃんもええ人やった。

ところがなぁ、大変なことがあったわ。子供が二人おるんやけどご~~っついやんちゃやったんや。見た目はほんま青い目でめっちゃかわいいやつなんやけどもうとにかくずーっと一緒に遊んでなあかんっちゅう感じ。最初は良かったけどほんま疲れたわぁ。わっけわからん外国物のキャラクターグッズで遊んでなぁ、オゥーノゥー、アイガッチャとか言うてごっこ遊びするんやわ。もちろんいっつもオレが悪役やった。

英語学校は日本人多かったなぁ。多い多いとは聞いてたし実際覚悟しとったたけどあんなにおるとは思わんかったわ。でもこの学校がほんま運命やったな、これからの運命を握っとった。そんで言うたらそのやんちゃな子供もワシの運命にぎっとったっちゅう事でもあるわ。
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その行ってた学校は何階建てかの建物の二階にあってな、ランチタイムには大半が一階にあるカフェテリアに集まるっちゅうシステムになってたんやわ。ワシ、おんなじクラスの奴にスノーボード持って来てるっていうのを言うてたんやけど、その当時はまだわざわざスノーボードするためにバンクーバー来てる奴なんてめったにおらんから、ええ~?!わざわざぁ?!ってびっくりされたなぁ。でもそいつが「そう言えばもう一人誰かわからんけどそんな奴が学校におるで」ってな事を言いいよったんや。ワシもへえ~誰かなぁって思ってた。

そんである日ランチタイムのカフェテリアで席に座ってたらな、「すんませんここ相席ええですかぁ?」っていかつい顔のピアスした兄ちゃんが寄って来たんや。ホームステイしてる生徒はみんなサンドイッチとジュースをホストファミリーから持たされるんやけど、そいつのサンドイッチがこれがまたごっつい貧祖でなぁ、ジュースもなんか青汁みたいなめっちゃまずそうなジュース持たされとっていきなり強烈なインパクトやったわ。「ステイ先ベジタリアンなんですわぁ」ってオレが聞いてもおれへんのに言うて来たりして。でもなんかいろいろ話してみたらそいつめっちゃ感じが良くてなぁ、しかも「人間いつ死ぬかわからんから何か好きな事やろうと思ったんですわ」ってオレとおんなじ事言うとったんや。ほいでここでわかったんや、こいつやった、こいつ。スノーボード持って来てるっちゅう奴。さらにやで、スノーボード二回しかした事ないんやて。こいつはおもろいやっちゃなって思ったわ。

「ほんならウィスラーブラッコム一緒に滑りに行こや」って事になった。
そいつの名前はな、テラノブコウジっちゅうねん。今はすっかり工場で働く普通のサラリーマンやけどな、元ドラゴン、ORIGINAL SINのライダーや。ドラゴンはP.I.C.が始めた時から契約しとったと思う。今のオレの大親友の一人や。

カナダ来て二週間ぐらいしてからかな、ついにコウジと一緒にウィスラーに行ったんやわ、一泊二日やったかな。今はもうめっちゃでかいんやけど、ふもとにしょっぼい町っちゅうかウィスラービレッジっていう村があってな、これがええ雰囲気でな、平和っちゅうかなごやかっちゅうか。しょぼくて小さいけどほんまにええ所やわ。

ああ~!?これ言うの忘れてた!!
そうそうオレな、実は大学の時、大手スポーツ量販店でバイトしてたんやわ、神田にあるヴ○クトリアっちゅう所で。そこで一緒に働いてた人からな、ウィスラーのA3っていうスノーボードショップ(今はもう無い)で友達が働いてるって聞いてたんやわ。
ウィスラー行った時その人訪ねたんやけど残念ながら日本に帰ったって言われた。
残念やったなー。
その人な、dmk GLOBALのフサキさんやねん。
おもろいよなー、いろんなとこでつながっとるよなー。
後々プロテクターのメーカーサポートとか人を紹介してくれたりとかいろいろお世話になったわ。

vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー) END
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by hilariblog | 2009-03-16 10:23 | 某氏の語り
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
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【某氏の語り一覧】
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)

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聞いたらびっくりすんでほんまそのルーティーンも。聞きたい?言いまひょか?

ええっとねぇ、一発目フロントサイドからですわ、ここでねぇいきなりメソッドトゥフェイキーですわ、そんでフェイキーからキャバレリアル、そんで360、エアターンでけへんのバレバレでっしゃろ?でも次はエアターンですわ、これがでも何か微妙ぅ~~なインチキくさ~いエアターンでねぇ、一応メランコリー風味のグラブして、次ですわ、ここがまあ最後の壁になるんやけど、ここで何とジェーテアエアーですわ。

知らんやろなぁ、ジェーテアエアー。

当時バートンにいたマイクジャコビーって人のトリックなんですわ。これがねぇ、まだ大会でクリップラー、まあ要するに手を付かない縦回転は禁止やったんですわ、なんやようわからんけど縦回転は危ないからっちゅう理由なんやけどそれをまあご丁寧にわざわざ途中で手を付く技なんですわ。

まあ今考えたら激ヘボ技ですわ。でもねぇ、得点高いんですわ。このルーティーンをひたすら練習してねぇ。そんで学生大会に挑んだんですわ。予選一本目のランでねぇ、練習通りバッチリ出来てねぇ、何と一次抜けですわ、6位で一発抜けです。最終順位6位までが全日本行きですわ。これは来たなって思いましたね、にやりって俺のプランは間違いないって思いましたね。

そんで決勝ですわ、決勝は2本あってこれがまた1本目バッチリ完璧最高ランですわ。大してギャラリーもおらんのやけど結構盛り上がってねぇ、俺のメソッドトゥフェイキー何て結構ワァー、イェーって感じでしたわ。

エアターンでけへんのもバレてないわって。

そんで決勝2本目ですわ。これミスらんかったら全日本決まりやろって思ったねぇ、順調に滑っててねぇメソッドトゥフェイキー、キャバレリアル、360っていって次のインチキエアターン、ここでねぇ、ごっつい壁の具合が変わっとるんですわ。みんなおんなじ所滑る訳やから、そら壁も削れるわなぁ。1本目はたまたまええ所入ったみたいやけど、2本目ごっつい感じ悪い所入ってねぇ、でも何とかインチキかましてエアターンしたんやけどめっちゃ横飛びになったんですわ、体勢何とか保って転けへんようにしたんやけど、何とねぇ、フィニッシュライン通過ですわ。アレ???って感じでねぇ。一番の得点所帯のジェーテアエアー欠落ですわ。参ったなぁってね。結局ねぇ、残念無念の8位ですわ。全日本行けずですわ。
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後々何年か後にリザルト見たらねぇ、上位にはking-garage-magazineのデカ長の名前とかありましたわ。まぁええんやけど、いつか直接言うたろかいなって思ってたんやけどねぇ。

とにかくこれでねぇ、オレのプランはやはりあかんかった訳ですわ。こっからオレ又考えたね、どうするかってね。買ってた雑誌をいろいろ引っ張り出してね、当時はSNOW STYLEとSNOWingしかなかったし、もちろんインターネットなんか普及しとらん時代や。

それでもねぇ、雑誌から見つけたんですわ、小川君、小川マサト君ですわ。単身でカナダに行ってねぇ、年間滑走日数300日とか書いてて、帰国していきなりの大会で優勝ですわ。めちゃめちゃかっこええって思いましたね。後で知り合う事になったけど対面した時に緊張したんもよう覚えてますわ。その300日ってのにほんまびっくりしましたね。ちゅう事はなんや、夏も滑れるっちゅう事やろってねぇ。

ほいで調べたらサマーキャンプっちゅうのがあるって知ったんですわ。
これや!!って思いましたね。

そんでもう大至急その準備ですわ。ここで又ねぇ、贅沢な事にどうせ海外行くなら語学留学っちゅう事で行こうって決めてね。車も売って親に金借りてその当時付き合ってた彼女にもカナダに行くって言ってね。結局、5月に出発して7月のサマーキャンプに参加して11月に帰って来て冬のために働いて大会出て全日本決めようっちゅうプランですわ。甘いなぁ、これ又今考えたらびっくり仰天ただの語学旅行プランでんなぁ。
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そうやそうやそんで又、他に俺ごっつい事したんですわ。これ、言うとくわ。

確かねぇ、北志賀ハイツ行った時やったかな。なんか仲良くなった人がいて、その人乗ってたんがKEMPERの板やって、その板どこで買うたん?って聞いたんやわ。

その人、「いや、これ、スポンサーから貰ってる」って言いよってなぁ。
「え~~っスポンサー!!」って感じでねぇ。この世はそんなシステムあるんかいなってねぇ、これは俺も挑むしかないって思いましたわ。

速攻いくつかメーカーの電話番号調べて掛けてんやけどもちろん門前払いやって、でもその中にアクティブコレクションっていう展示会が池袋のサンシャインであるからその時に何か資料を持って来てって結構ぶっきらぼうに言われたんですわ。

そうか、その場がそういう交渉の場なんやなって思ってね。これまた、今考えたらごっつい適当な資料と学生大会8位っちゅうなんかどうなんかようわからん戦績持って行ってね。アクティブコレクションに入るのに名刺提示せなあかんかって親の勤めてる会社の名前で入ってねぇ。

まずその持って来てくれって言われたメーカーに行ったけどなんかごっつい愛想悪くてねぇ。
渡したけど見てくれたんかようわからんなぁ。

そんで他のメーカーにも直接「ライダー募集してませんか?」って行ったんやけどやっぱりあかんかったわなぁ。

でもな。
一つだけアポカリプスっていう板のメーカーだけが真剣に話を聞いてくれて俺のしょぼい資料も受け取ってくれてな、絶対プロになりたいんですっていう熱意も伝える事が出来たんですわ。まあ、そんで後日電話をくれるって事になってねぇ。まあ内心、ほんまに電話来るんかなぁって思ってたんやけどな。

でもこれが、来ましたわ、電話。
そんでその話しの内容はなんと、「板一本やるからカナダがんばって行って来い」と。
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うれしかったねぇ、ほんまやってやろうって思ったねぇ。

vol.2(学生大会からメーカーサポート) END
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by hilariblog | 2009-03-12 11:00 | 某氏の語り
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
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【某氏の語り一覧】
某氏の語り vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)
某氏の語り vol.2(学生大会からメーカーサポート)
某氏の語り vol.3(メーカーサポートから初ウィスラー)
某氏の語り vol.4(初ウィスラーからパブリックパイプ)
某氏の語り vol.5(パブリックパイプからキャンプ参加)
某氏の語り vol.6(すさんだ生活からウェンディ問題)
某氏の語り vol.7(マサ登場そしてライアン)

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先日、ある話しの時に 「【某氏の語り】ってどないなったん?」と言われました。
「おもろかったよなー、続き読みたいわ」って。
うれしいこと言ってくれた。

【某氏の語り】とは、過去の僕のサイトで公開していたインタビュー(?)です。
最初に公開したのはもうかれこれ10年前ぐらいになるでしょうか。

そのありがたいリクエストにお答えし、昔のファイルを探し出しました。
またもや恥ずかしながら公開します。
その当時作った画像もリサイズして公開します。
あまりに長文のところもあるのでいくつか分割します。

でも途中のファイルが見当たりません…
見つけ次第、公開します。
長文をご覚悟ください。

では、vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会)、どうぞ。

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※若干の専門用語を使用しております、ご了承下さい。

いきなりあれなんやけどなぁ・・・
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スノーボードに出会った事で世界がめちゃ広がりましたわ。ほんま、それまで何っちゅう事ない普通の生活やったしね。何よりの人生の転機はカナダに行った事やわね。

ほんま頭プッチン切れてカナダ行ったんですわ、そうそん時ちょうど大学卒業の時やったんですわ、今時期と違ってほんま日本景気良かった時やから大卒なんて就職率100%に限りなく近い時ですわ、現に同期の奴らの就職先なんて名の通った会社ばっかりやしなぁ。

俺もねぇ一応就職活動もしてほぼ入る会社も決まってたんやけど何かねぇ、急にこれでは俺はあかんのちゃうかとか思ったんですわ。

考えたら多くの人達がそう思っとるんやろうけど、その仕事って俺のほんまにやりたい事ではなかったんやねぇ。ココで死んだらっちゅうか死んだら後悔も糞もないんやけど、もしそないなったらこれは後悔満点やわっていきなり思ってしもたんですわ。そんで、ほな一番俺のやりたい事って何やろ?って考えて、そしたら何と、スノーボードしかないわって思ってもうたんですわ。それで食っていけるとかじゃなくてとにかくこのやりたい事をベースにしようって決めたんですわ。とにかくギャルの事でも何でも一度盛り上がったらもうそら誰も止められまへんっていう俺やからそっからもう突っ走りですわ。もう4回生の秋やっちゅうのになぁ。ほんまやったら就職決まってみんな極楽極楽っちゅう時に。
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そんでその4回生卒業間際の冬にJSBA(日本スノーボード協会)の大会に出たんですわ、関東大会、ハーフパイプですわ。これで勝ってトントンと行きましょうっちゅうめっちゃ甘甘なプランを立ててねぇ。今みたいな強烈なジャムセッションとかやるほどの人数ではないんやけど1次予選で上位8人抜けて9位から32位が2次予選、その2次予選での上位8人が抜けて決勝は16人っちゅう感じで今と同じパターンちゃうかな。まあ1次予選は通ったけど2次予選で転けてそこでハイ終わりみたいな。でもまあ2回滑れたしええか、みたいな。

もうそっからさらに輪を掛けて突っ走りがヒートアップしてまいました。何か調べたら学生大会っちゅうのもあるやんけって判明して。しかもそれで上位入ったら全日本っちゅうのに行けてその上位に入ったらプロになれるらしいってそこで知ったんですわ。まあ関東大会でももちろん上位に入ったら行けるんやけどそんなん具体的には知りまへんでしたわ。

その当時なんてパイプある所なんてほんまに限られててそのパイプも今のパイプしか知らん人見たらびっくり仰天ヘボヘボパイプでっせ。そんで何日か練習してねぇ、ファースト石打とか北志賀ハイツとか行ってねぇ。今やハイツ何てほんまに素晴らしいパークがあるらしいなぁ。(今(2009年3月現在)は閉鎖されています)とにかくまだエアターンもろくにでけへんのにプロになろうと思っとるんやからビビるよなぁ。それでもなんとかルーティーン考えてねぇ。
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vol.1(スノーボードとの出会いから学生大会) END
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by hilariblog | 2009-03-11 10:42 | 某氏の語り